1.周囲の環境
テープ起こしの経験を積んだスタッフでも、音源の悪いテープではどうしても聞き取れない箇所が出てきてしまいます。特に公共の場、例えば居酒屋やファミリーレストランなどの人が大勢いる場所で行った話し合いでは周りの音声が録音に入り、声が重なって聞き取れない場合が非常に多く発生してしまいます。録音環境は出来るだけ静かな場所で行うのがテープ起こしの精度にも繋がります。 タイプモードではノイズカットなどを駆使しできるだけ鮮明にした音声でテープ起こしを行っています。が、やはり音源状態が良いものと比べると多少精度が落ちてしまいます。
2.マイクの種類と位置
ICレコーダは年々性能が 向上していますが、内蔵マイクよりも外部マイクで録音する事でより良い音声を録音する事ができます。
また複数人で録音する際には話者とマイクの距離が同一になるような位置にマイクを置く事で複数人の音声も聞き取りやすくすることができます。
マイクには無指向性。双極性、指向性が存在します。
用途に合わせて使う事で音を広い安くなります。
無指向性:話者が複数人いる場合 会議
双極性 :話者が二人の場合 インタビュー
指向性 :話者が一人の場合 講演会で傍聴席からの録音
3.ICレコーダー
ICレコーダーICレコーダーは録音状況に応じて設定を変えられる物が増えています。
環境に合わせてICレコーダーを設定し、その設定で一度試し取りをすることで録音の質が 確かめられます。